源氏貝 高台付五段重箱
伝承の料理を格調高くもてなす
今でこそお正月にいただくイメージのある「お節料理」
しかし本来お節とは宮中の行事である五節句に供され、季節ごとに家族の無病息災を願うためのお料理でした。
御重はそのお料理をよりいっそう美しく美味しく楽しむための道具として古くから用いられています。
晴れの席を格調高く華やかにしてくれる、そんなお重箱はいかがでしょうか。
作者
木地:桂木 山口怜二 伝統工芸士
塗 :本堅地 森田清輝 日展作家
蒔絵:山下 近 勲六等瑞宝章受章
蒔絵の柄の主な技法
磨き蒔絵、高上げ蒔絵:漆を塗り重ねて立体的に描きます
梨地蒔絵:粗い金の粉を蒔き、梨の肌のような模様にします
切金:きりがね、金の薄板を小さな四角形に切ったもの
色蒔絵:朱や緑などの色粉を蒔いて描いています
柄には「源氏物語」の有名な場面がございます。
夕顔:夕闇に浮かぶ夕顔の花を扇に載せて贈る場面
花宴:朧月夜に似るものぞなきと歌う待女と源氏
賢木:榊を持ち御息所の簀子に通された源氏
明石の浦:沖を眺めた源氏の眼に映る木の葉のように浮かぶ船
橋姫:薫の垣間見
椎本:薫が川を渡り八の宮邸を訪問する
浮船:匂宮が浮船を小舟に乗せて橘の小島に連れて行く場面
商品情報
カラー:黒内朱
材質:木製 漆手塗 本金使用
サイズ(cm)
重箱:本体1段 外寸 21.2×21.2×7.0 内寸 19.5×19.5×5.5
蓋:21.2×21.2×1.8
蓋をかぶせた時のお重箱のサイズ
1段…21.2×21.2×9.0 2段…21.2×21.2×15.3 3段…21.2×21.2×21.6
4段…21.2×21.2×27.9 5段…21.2×21.2×34.2重台:27.3×27.3×7.5
備考:made in japan
磨き蒔絵、高上げ蒔絵、梨地蒔絵、切金、色蒔絵
セット内容…重箱蓋×2 重箱親×5 重台(お重のずれ止め付き)×1