福井県鯖江市の河和田地区に漆器久太郎のお店があり、「越前漆器」が根付いているのですがさて、河和田についてご存知の方は少ないのではと思います。
そこで、今日は河和田の歴史をちょっとだけ解説。
下の写真は河和田の風景。
「中山公園」にのぼってこのように見渡せます。
さて、河和田はなぜ越前漆器の産地になったのかといいますとこんな歴史がございます。
男大迹王( おおどのおう/継体天皇の即位前の名前) が河和田のへ視察のおりに冠を壊してしまわれました。
河和田地区片山町の漆塗り職人がこれを修理し「三つ組み椀」を添えて献上したところ大変喜ばれ、「片山椀」と命名され、これが越前漆器へ発展したとされています。
継体天皇とは…
継体天皇の生年は西暦450年で、没年は531年 。
幼少のおりに父親(彦主人王)が亡くなり、母(振媛ふりひめ )の故郷である越前(福井県)に移り、50年以上をこの地で過ごされました。
そして507年に中央に迎えられ、河内 (大阪府)樟葉宮(くすはのみや)で即位されています。
ちなみに下の写真はその越前漆器をとりあつかう久太郎の実店舗。
お近くに起こしの際はぜひお気軽にお立ち寄りください。
店長がでかけていることも多いので、事前に電話をいただければ確実です(*^_^*)
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