漆器久太郎について
漆器久太郎のヴィジョン
つくり つたえ つなぐ
人が人を幸せにするものづくりを通じ
産地の伝え手となり
作り手と買い手の繋ぎ手となり
柔軟な姿勢で新しい挑戦を続けます。
このヴィジョンは、私達のこれまでのものづくりや仕事についてを振り返り、大切にしたいことを明文化したものです。
「漆器」は歴史のある伝統産業。
魅力もたくさんあるはずなのに、現代人の生活と少しずつ距離がひらき、忘れられていくと感じることがあります。
しかしそんな時代の中でも、日々の生活やストーリーを大事にしたい人たちが求めている物もあるはず。
そんな人たちに向けて
「産地の職人さんが大切に作った器の魅力を改めて伝えながら売って繋いでいくことが私達の仕事」
だと感じています。
このような思いをこめ、漆器久太郎(曽明漆器店)は「つくり、つたえ、つなぐ」をビジョンとして
モノづくりに携わり、私達がつたえ、そして(漆器と人を)(人と人を)繋いでいくことで
もっと多くの人に漆器を知って好きになって欲しいと思っています。
漆器久太郎/曽明漆器店について
株式会社曽明漆器店は、大正12年(1923年)より福井県鯖江市河和田地区で漆器業を営む会社です。
漆器の企画から製造、卸業、個人販売をしております。
曽明漆器店が2003年に立ち上げたWEBショップ、そして実店舗の名前を「漆器久太郎」と名付けました。
久太郎という名前は創業者の曽明久太郎からとり命名しています。
創業者、曽明久太郎の経歴については次の項目に詳しく書いているため、ぜひ御覧ください。
現在は、3代目と4代目が祖父の築いた信頼をもとに越前より皆様にご案内、販売をしております。
当店の品揃えはお椀、重箱、お箸、仏具、神具など伝統的な漆器もございますが
現代のライフスタイルにあわせたオリジナル食器も積極的に製造販売しています。
代表商品は「KyutarouBLUE」「アールデコ」シリーズなど。
初代・曽明久太郎の経歴
「漆器 久太郎」の名は、初代・曽明久太郎から取っています。越前漆器協同組合理事長、河和田村会議員、日本漆工協同組合連合会理事等も務めた久太郎のプロフィールをご紹介致します。
明治33年(1900年)石川県山中町に於いて曽明家の長男として出生
大正5年(1916年)郷土校を卒業し、16歳で漆器職人を志し修行に入る
下地上塗り等の技術の研究に励み、5年間の厳しい修行
大正12年(1923年)2年間の礼奉公を終えて23歳のときに独立自営
山中特産の漆器の製造販売を始める
昭和6年(1931年)山中大火に被害を受け築き上げた家、財産を失い越前に移る
昭和12年(1937年)37歳の時に鉄鋼ねじの軍事工場を創業
工場で得た利益を以って漆器の事業再開を果たす
昭和24年(1949年)業界でいち早くプラスチックを採用する
昭和56年(1981年)83歳で勲五等瑞宝章の栄誉を授かる
実店舗「漆器久太郎」
当店は漆器の製造と卸業のお店でございましたが、2003年にWEBショップを開設。
以来、お客様の「商品を実際に手に取ってみてみたい」というお声をいただいており、それにお応えして
2016年に漆器のお店「漆器久太郎」をオープン致ししました。
越前漆器の展示・販売はもちろん、デッドストックの販売イベントやワークショップも不定期で開催いたします。
店舗は平日10時~17時までの営業となっております。
是非お気軽に足をお運び下さい。
【店舗連絡先】
〒916-1221 福井県鯖江市西袋町67-13-3
電話:0778-65-0071 メール:tomiyo@me.ttn.ne.jp
営業時間:平日10:00~17:00(土日祝 休業日)
※お電話をいただければ土日祝でも対応できる場合もございますのでお気軽にご連絡ください。
→アクセスマップはこちらのページ